休んでも疲れがなかなかとれない方それはもしかしたら!?
[こんな経験はした事ありませんか?]
□日常生活に支障をきたすほどの疲労感がある。
□全身または特定の部位に激しい運動をした後のような筋肉痛が現れ、動くことができないほどの痛みがある。
□寝つけない、眠りが浅い、日中に極度の眠気に襲われる
□仕事ができないほどの気分の落ち込み、集中力の低下、認知症のように物忘れがひどくなる。
□微熱がある
□まぶしくて目がくらむ
健康な人が、かぜや気管支炎などを患ったことをきっかけに、かぜに似た症状がいつまでも長引くのと同じような状態で発症することが多い症状です。休んでいても改善しなかったり、摂食障害や不眠などを伴っている場合は要注意です。こうした場合で、血液検査も含む全身の検査(ホルモンの異常、内臓や脳、神経系の検査など)をいくら行なっても異常が見つからないとき、慢性疲労症候群が疑われます。日本では、人口の0.3%にあたる約36万人が慢性疲労症候群(CFS)に悩まされると言われています。
[一般的な慢性疲労症候群の治療法]
一般的な治療は薬物療法が中心でおこなわれます。睡眠障害を改善する眠剤、抗うつ薬、抗不安剤、非ステロイド抗炎剤などのお薬が処方されますが、一時的に症状は緩和されても根本的な改善には至りません。
慢性疲労症候群の原因は明らかになっていない病気です。日常的な環境によるストレス、生活習慣の乱れと考えられています。
しかし、考えてみてください。
もし外的要因が慢性疲労の原因だとしたらなぜ慢性疲労症になる人とならないひとがいるでしょうか?
ここで重要なことは慢性疲労予防策として外的要因に意識を向けるのではなく、身体の内に意識を向けることです。
日常生活において様々なストレスを受けますし、生活習慣が乱れる事や天気や環境が変化することもあります。
毎回毎回それらの変化に対応し続けるのは大変な作業になります。
だからこそ慢性疲労症の対策として身体の内にに意識を向けることが大切なのです。
そもそも慢性疲労は身体の内からのシグナルです。身体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切なシグナルです。カイロプラクティックでは身体の内に問題の根本原因が存在していると考え慢性疲労症候群に対してアプローチしています。
[カイロプラクティック的アプローチ]
特に注目したいのがホルモン系です。
私たちの身体(臓器、筋肉、リンパ、血管、皮膚、関節)は最大の司令塔の脳が全身を張り巡らせてる神経によりコントロールしています。
その中でも身体を機能させる為に必要なホルモンの生成や分泌を行う副腎の説明をしていきます。
生命維持のため、体のさまざまな機能調節の役割を担うホルモン。100種類以上あるホルモンのうち、ストレスから私たちを守る働きを持つのが「コルチゾール」です。
私たちが何らかのストレスを受けると、コルチゾールは分泌量を増やします。その作用で血圧を上昇させ、ストレスという非常事態に対応するための「闘争」もしくは「逃避」に備えます。つまり、ストレス時に分泌されるのは体がストレスをもたらす環境に適応するための反応なのです。「ストレスホルモン」という呼び名で誤解されることも多いのですが、コルチゾールはストレスへの対処に不可欠な大切なホルモンなのです。
私たちの身体から作られるホルモンは必要な分だけ生成され必要な時に分泌します。自律神経の交感神経が優位になる事で一定量のホルモンが分泌され、逆に副交感神経が優位になる就寝前になると分泌を減少させます。
しかし、脳が体の状態を把握することができなければ、(脳の視床下部から副腎にを通して)適切なホルモンの分泌がスムーズに行われず、慢性疲労症症候群の様々な症状が現れます。
脳と神経と体のサイクルが正常であれば、外的要因であるストレスや不安を受けても体は交感神経のスイッチを入れることで対応しています。生活習慣や環境が変化しても、その環境を脳は瞬時に把握し適切にホルモン分泌の指示を出し対応してくれます。
サブラクセーションによって脳と体のサイクルに問題があると、どれだけストレスを無くしても、または生活習慣を見直したところで、慢性疲労症候群の根本改善には至りません。
そもそも慢性疲労症候群は、体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切な身体のサインです。その大切なサインをただ薬で隠すのではなく、しっかりと自分の身体の内側と向き合いましょう。
カイロプラクティック・ケアによって、サブラクセーションが取り除かれ、脳と身体の神経サイクルが正常であれば、自律神経のバランスは正常になり、そしてなにより脳がしっかりと身体を把握することが可能になります。
カイロプラクティック・ケアによって慢性疲労症の根本原因を取り除き、健康的な身体を取り戻しましょう!